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曲げ加工
曲げ工程では製品を立体にしていきます。板を上下金型で挟み込み、圧力をかけて加工します。
マキノでは加工できる大きさ、形状は多岐にわたります。
製品サイズは5_角程度の小さいものから、4m(4000mm)のものまで、材料板圧は0.1mm〜6.0mmまでを標準加工していますが、12mmまでは加工実績があり、加工可能です。
マキノでは上下合わせて100種類を超える金型を保有しております。それらを活用し最新機種と旧機種の双方の利点をうまく利用して最効率を目指し、日々、加工を行っています。
ASTRO100NT
自動曲げ加工機(ASTRO)
最大ワークサイズ
800mm×1000mm×板厚2.3mm
熟練加工技術者が、曲げ加工順、金型の配置等、一度加工用プログラムを組んでしまえば、製品を所定の位置にセットしてしまえば、全て自動加工出来てしまう優れた加工機です。
専用高性能アームで製品を掴み、360°全ての角度からアプローチ出来るため、細かく複雑で多大な曲げ工数がかかる製品や、人間の手では出来ない斜めに曲げる加工も高精度で加工可能です。全自動だからこそ、高品質で同品質の製品が大量生産可能であり、一切の加工ロス無く、大幅なコストダウンを実現させています。
HDS-2204NT
最大圧力能力220ton 加工可能長さ4280mm
加工可能板厚は幅広く、SUS系の厚い板厚のものも難なく加工できる、マキノ最大のパワーを持つベンディングマシンです。
板厚12mmまで加工実績があり、1mm以下の薄板のものまで加工可能です。
HDS-1303NT
最大圧力能力130ton 加工可能長さ3220mm
使用用途に合わせた複数の金型をHDS-1303NT専用で保有しており、且つ上型は同じ高さである為、原点出し回数を最小限にする事が出来ます。
金型クランプが全てフラットである為、曲げ幅200mm以上のものでも角度を均一に加工出来、高品質で加工時間短縮が可能です。R曲げなどの特殊加工も高精度で加工出来ます。
FBD1025NT
最大圧力能力100ton 加工可能長さ2500mm
マキノの初代NT機でマキノでは中級サイズの機械です。
装着可能金型が多く、多様な形状に対応しております。
FMB-3613NT
最大圧力能力36ton 加工可能長さ1300mm
小型のベンディングマシンで、動作指示のレスポンスが良く、細かく速く加工する事に長けています。
小さく、製作数の多い製品加工に向いています。
FBD8020FS
最大圧力能力80ton 加工可能長さ2000mm
非NT機 全てオペレーターの手動設定で加工するタイプのベンディングマシンです。
使いこなすには経験のいる機種であり、手動設定でのみ可能な特殊加工を得意としています。マキノの技術と融合して、「出来ないもの形にする」それが可能なベンディングマシンです。
FBD5012FS
最大圧力能力50ton 加工可能長さ1200mm
非NT 上記FBD8020FSと同様
国内・国際特許取得商品 スーパーマルチ
マキノでは、世界初、極小差の段曲げ(Z曲げ)加工が1工程で行える金型を開発しました。
通常の段曲げ(Z曲げ)は2工程で加工を行いますが、この金型を使えば、1工程で加工する事が出来ます。可変機能がついており、様々な板厚や段差0.1mm〜の段曲げ(Z曲げ)加工が可能です。
分割ピースも多数揃えており、切り欠き部や切り起こし部への加工も可能にしています。
例えば、カバーとベースの勘合部分の爪などを、スポット溶接や溶接ではなく、曲げ加工のみで加工できるため、強度や外観など、高品質な加工が可能となっております。